モノトハナシとはなにか
毎日いろいろな商品に触れています。
見た瞬間にこれはすごい、と思う商品はたくさんあります。そしてこれをどんなふうに人に教えよう、と考えます。
そんなことを仕事にして生きています。
たとえばえびせんべいですが、味とか匂いとか、パッケージデザインとか誰が作ったとか、
伝えるべきことはたくさんある。でも、意外と他のだれかがすでに書いているんです。ウェブサイト上に、情報として。
私は仕事でwebライティングをしています。お客様の依頼をうけて、PRしたい商品や取り組みについて記事を書いています。
そんな生活も2022年で9年目。
9年間お仕事として記事を書かせてもらってきましたが、昨年あたりから
『誰かが書いたものじゃない文章で』
『もっとおもしろいストーリーを』
モノを物語る事ができないだろうか。このテーマについて考える様になりました。
もともと小説家志望だったし、大学院生時代に“誰かが使った言葉じゃなくて自分の言葉で論じなさい”ということを徹底的に鍛えてもらったので、オリジナルな言葉で文章を作ることは馴染み深い行いなのです。
モノトハナシのお話は、自分がこれはいいものだな、面白いものだな、と思った商品から連想した、どこにもないけどどこかにはあるかもしれないお話です。
どこかのあなたに起こるかもしれないお話です。そして、お話の中には、日常には生活には人生には、
いろいろなモノが絡んでくる。
そんなことを考えながら、目の前のえびせんを食べていただけると、私はとても嬉しいです。
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